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ISO

NOTE: デフォルトでは、ISO レーティング範囲の最高値は 3200 になっています。 ISO レーティングの範囲全体を見るには、上ステータス段で ISO を選択し、Edit List > Custom の順に選択します。

NOTE: モノクロカメラのデフォルトは ISO 2000 になっています。

カメラの ISO レーティングを選択します。 感度値は 1/3 段刻みで変わります。 ISO レーティングが調整されると、カメラはメタデータとしてその変更を記録し、モニターパス (monitor path) もそれに応じて変化します。 ISO 値を高くするとモニターパスでの画像もより明るくなり、低くすると暗くなります。

RED が推奨するのは、ISO にはデフォルトを設定し、次に絞り、照明、および ND フィルターを調整することです。 ISO は、後で 1 段前後で微調整できます。

範囲は ISO 250 ~ 12,800 です。 デフォルトは ISO 800 です。

FLUT

NOTE: この機能は Legacy モードでのみ使用できます。 詳しくは Image Pipeline を参照してください。

Floating Point Lookup Table (FLUT®) は、RED 独自の露出制御機能です。 FLUT は従来の ISO 設定のように機能しますが、どのレベルの露出精度に対してもポストプロダクションでの微調整が可能です。 FLUT は、大幅に変化したときでもハイライトとシャドーを自動で保護します。

FLUT 設定は、相対的露出値の形で表わされ、その各単位は中間色レベルにおける 1 段変化を表します。 範囲は –8.0 ~ 8.0 です。 デフォルトは 0.0 です。

Shadow

NOTE: この機能は Legacy モードでのみ使用できます。 詳しくは Image Pipeline を参照してください。

Shadow は、FLUT のトー値 (黒に近い色合い) を調整します。 Shadow 値を高くすると、黒に近いビデオレベルも高くなります。 Shadow 値を低くすると、黒に近いビデオレベルはクラッシュします。 範囲は –2.0 ~ 2.0 です。 デフォルトは 0.0 です。

Exposure Adjust

Exposure Adjust (ファームウェア v6.3 とそれ以前のバージョンではFLUT) は従来の ISO 設定のように機能しますが、どのレベルの露出精度に対してもポストプロダクションでの微調整が可能です。 Exposure Adjust は、大幅に変化したときでもハイライトとシャドーを自動で保護します。

Exposure Adjust 設定は、相対的露出値の形で表わされ、その各単位は中間色レベルにおける 1 段変化を表します。 範囲は –8.0 ~ 8.0 です。 デフォルトは 0.0 です。

ISO Calibration

ファームウェア v6.4 から、HELIUM センサー機能付きのカメラは新しい ISO 補正機能を搭載し、露出計にマッチして全体的な露出の質を高めています。 ファームウェア v6.4 とそれ以降では、HELIUM 利用のカメラは、先にセンサーが表現するものよりも 1 段明るい画像を表現します。 (設定されている場合、もしくは同等 ISO、T-stop、およびシャッター速度の環境) 一例として ISO 400 は現在、ISO 800 が過去に表現していたものと同程度の明るさを実現しています。

HELIUM カメラと HELIUM でない RED カメラとの間で露出を合わせるには、HELIUM カメラの ISO 感度を 1 段低くするか、Use new ISO calibration for HELIUM sensor チェックボックスをオフにします。

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