露出/シャッター
各フレームの露出 (シャッター速度/シャッター角度) を選択します。 撮影中に露出を変えることができます。
シャッター速度を下げると、それだけ光がセンサーに当たる時間が長くなり、それにより露出が上がり、動く被写体のブレが増えます。 シャッター速度を上げると、それだけ光がセンサーに当たる時間が短くなり、それにより露出が下がり、動く被写体のブレが減ります。
上ステータス段では、露出はシャッター速度またはシャッター角度として表示されます。 詳しくは 露出 を参照してください。
使用しているカメラで実現できる目標露出値は白で表示されます。 使用しているカメラで実現できない目標露出値は黄色で表示されます。その場合、最も近い露出値が使用されます。
NOTE: Speed Ramp モードを利用する場合は、各 Ramp ターゲットフレームレートのために有効な露出を選択します。 カメラのフレームレートが、現在の露出では対応できない値になると、露出はそのフレームレートで可能な最長の露出に変わります。 詳しくは Speed Ramp Mode を参照してください。
NOTE: HDR 有効時には露出変更できません。
インテグレーション・タイム
露出値をシャッター速度として入力します (1/xx 秒)。
最も遅いシャッター速度は 1/(撮影フレームレート) です。 たとえば撮影フレームレートが 24 fps の場合、最も遅いシャッター速度は 1/24 秒になります。 最も速いシャッター速度は 1/131,579 秒です。 デフォルトのシャッター速度は 1/48 秒です。
Shutter Angle
露出値をシャッター角度として入力します (xx°) 。 シャッター角度範囲は 1.000° ~ 360.000° です。 デフォルトのシャッター角度は 180.000° です。
露出変換
以下の表は、一般的なシャッター速度と相当するシャッター角度の一覧表示です。 この表の計算では、録画フレームレート 24 fps を使用しています。
シャッター速度 (1/xx 秒) |
シャッター角度 (°) |
シャッター速度 (1/xx 秒) |
シャッター角度 (°) |
---|---|---|---|
1/32 |
270 |
1/120 |
72 |
1/48 |
180 |
1/192 |
45 |
1/50 |
172.8 |
1/384 |
22.5 |
1/60 |
144 |
1/696 |
12.4 |
1/96 |
90 |
1/1000 |
8.6 |
シャッター速度をシャッター角度に変換
シャッター角度= (シャッター速度 x フレームレート x 360)
例: (1/48 x 24 x 360) = 180
シャッター角度をシャッター速度に変換
シャッター速度 = 1/(フレームレート x 360/角度)
例: 1/(24 x 360/180) = 1/48